足がつるかもしれない、その前に読む予防方法集。

こむら返りは予防できます

足がつったら、痛いです。大人なら誰でも、イエ、子供ですら足がつったことがある人は多いハズです。あの突然、前触れもなくやってくるあのピーン!時に眠っている時、時に普通に歩いているその最中、痛いですよね・・・。どんなに年を取っても、どんなに何十回もあの体験をしても、恐らく一生慣れることは出来ないであろう痛みです。

 

足がつることは別名こむら返りといいます。こむらは(当たり前ですが)小村でも古村でもなくこむら、つまりふくらはぎのこと。正に体が勝手にふくらはぎをひっくり返しているような痛さで、どんな瞬間にこむら返りになるのかよく分かりませんので、なかなか対策がしにくいのが現状。ですが、実際は体調や栄養補給といった面から、こむら返りを回避できる要素がいくつかあるのをご存知ですか。そうです、こむら返りは、実はポイントさえ押さえておけば、予防できる症状なのです。

 

そこで今回は、こむら返りに関するキーワードと共に、こむら返りをひっくり返せる(紛らわしい)、つまりなかったことに出来る方法をお教えしたいと思います。また、こむら返りの裏に隠れている意外な病気の怖さやこむら返りにまつわる面白いお話もありますので、是非ご参考に。

 

こむら返りの治し方はこちら! 

 

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予防1 筋肉疲労を避ける

一般的に多く見られるこむら返りの原因は筋肉疲労、つまり疲れです。今日はよく足を使ったな、とか、今日は長時間立ちっぱなしだった、なんて時に、ちょっと横になった瞬間ピーン!と来ることってありますよね。筋肉疲労でどうしてこむら返りを起こすかというと、筋肉が疲れると筋肉が緊張状態の所に、運動を司る神経が異常伝達を起こします。そのため、ふくらはぎの筋肉が痙攣を起こし、こむら返りとなります。この筋肉疲労によるこむら返りを回避するためには、筋肉を使う前と使った後のストレッチをしっかり行うことが大切です。

 

筋肉は鍛えたり酷使した直後は硬くなっています。これでは筋肉に疲労物質が溜まったままですので、上質の筋肉とは言えません。特にトレーニングなどで筋肉を使った後は、しっかり揉みほぐしたりすることによって、ふくらはぎのポンプ機能がしっかり働き、筋肉に疲労物質が溜まることなく柔らかい状態でいられます。

 

ストレッチは、こむら返りの予防という側面意外にも、捻挫や膝の怪我防止といった効果もありますので、ストレッチを行うことによってプラスアルファの効果が得られます。こむら返りと上質のふくらはぎを作ることは、意外にもつながっていたんですね。

 

予防2 ミネラル不足を避ける

こむら返りの原因、続いては、ミネラル不足についてお話してみましょう。

 

私たちの体には、ミネラルという栄養素が必要です。ミネラルとは総称で、例えばカルシウム(牛乳、チーズなど)やマグネシウム(魚介類、アーモンドなど)、カリウム(バナナ、りんごなど)があります。
これらは体内で作られず、100%口から摂取しなければいけません。私たちの体の中にミネラルが不足すると、体の中では神経に正常に信号を送る機能がおかしくなってしまいます。そのため、脳から誤った信号が送られ、ふくらはぎの異常収縮が起こり、こむら返りが起こってしまいます。この異常収縮を予防するためには、ズバリ!ミネラルを積極的に摂取することが大切。暑い季節や運動をしっかり行った際、水ではなくスポーツドリンクが水分補給にオススメなのは、このミネラルを同時に補給できるためです。
スポーツドリンクで水分とミネラルを同時に取り込めば、こむら返りの他にも、最近ニュースにもよく出てくる熱中症の予防にもなって一石二鳥です。市販のスポーツドリンク以外にも、水に塩(ナトリウムなど)とレモン汁(カリウム、クエン酸)それに飲みやすいようにハチミツを加えたお手製ドリンクもオススメです。

 

 

 

予防3 血行不良を避ける

こむら返りと足の冷えも実は密接な関係があります。血流が悪くなると、血行不良で足が冷えます。血行不良だと、筋肉は収縮しやすい状態になります。

 

足の冷えと一言で言ってもいろんな場所があるわけです。つま先や足首、そしてふくらはぎ。特に女性の場合、オフィスで長時間座ったままの姿勢で仕事をしていると、足の血行は悪くなり、足元の冷え性の方はよくいます。ふくらはぎは第二の心臓と言われるように、血流を促すポンプのような役目をしていますので、長時間同じ姿勢であれば、そのポンプがうまく働かず、血行不良で冷えに繋がるというのも頷ける話です。

 

さて、その足の冷えからくるこむら返りの予防としては、やはり”冷やさない”努力が大事になります。足元の血行を良くして冷えを改善するのにオススメなのは足湯です。出来れば足首まで浸かる位の深さのあるたらいか洗面器のようなものがオススメ。40〜42度位のお湯を張って足を浸けておく、たったこれだけです。更に即効性がある方法としては、お水のたらいを用意して、熱→冷→熱→冷を繰り返すのがオススメです。血管が開き、一気に血行が良くなるのが分かります。テレビを見たり本を読んだりしていれば、あっという間に足元ポカポカ。むくみも解消されて足元すっきりです。

 

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今、プロスポーツ選手が大切にしていること

筋肉疲労によるこむら返りは、日頃からスポーツを楽しんでいる人にはアルアルといったところでしょうか。以前の日本のプロスポーツ界では、ウォーミングアップは重視されていましたが、最近ではトレーニング後のストレッチが重要視されています。

 

トレーニング後にしっかりとストレッチを行うことは、足の筋肉に溜まった乳酸菌が押し出され早く筋肉疲労が回復する他に、柔らかい、つまり良質の筋肉を作ることにより、怪我をしにくい体作りというメリットがあります。こむら返りを予防するということも、スポーツ選手にとっては、怪我を予防するということにもつながるため最近では日本のプロスポーツ界でも、このようにストレッチの時間を十分に取って、柔らかい筋肉作りを推奨しているのですね。もちろん、一般の人でもトレーニング+ストレッチを行っておけば、こむら返りや怪我の予防になりますので、オススメです。

 

ただ、ストレッチの時間を確保しなければ!と深刻に考える必要はありません。運動の延長線として、徐々に筋肉の運動量を落としてクールダウンをという感じで捉えれば、運動の楽しさに負担が掛からず行えると思います。運動の直後に時間がなければ、アキレス腱を伸ばしたり、足を曲げて深呼吸程度でもOKですよ。

こむら返りは病気のサイン?

多くの人はほんの一瞬、何秒間かのこむら返りが1度だけ起きる程度で、前回はいつだったかな?という頻度のもの。それらの多くは、前出のようなミネラル不足や筋肉疲労、血行不良が原因です。ただ、中にはこむら返りが病気の兆候の一つ、という人もいます。

 

例えば、1週間に何度もこむら返りがあったり、この前もあったな、と前回のこむら返りが覚えている位の短期間だったりする場合は、体の変化をよく観察して、注意する必要があります。こむら返りが起きやすい病気としては、閉塞性動脈硬化症、脳梗塞、脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、糖尿病等が挙げられます。いずれの病気も、脳からの運動神経の伝達が上手くいかなかったり、血管が詰まって冷えが起こることによってこむら返りが引き起こされる仕組みになっています。

 

それぞれの病気には、こむら返りの他にもよくある症状として、よくのどが渇く、疲れやすい、前屈が出来ないなどチェック項目がありますので、気になる方、血縁の家族でこれらの病気に掛かっているという方は、一度チェックしてみることをオススメします。いずれの病気も早期に発見して早期に治療をすれば完治できるものです。手遅れにならないためにも、自分の体調の変化に十分注意しましょう。

関連サイト

http://xn--28jwe1ae3803j.biz/・・・突然起こってしまうこむら返りについて詳しく解説しています。どうして起こるのか、原因を知って自分の症状に合わせた対処法を行い改善していきましょう。
http://xn--v8j5b6fn880b.jp/・・・足がつる原因、つってしまった場合の対処法、予防策など睡眠時だけではなく、足がつること全般に関する情報を詳しく解説